Vol.102(2006年8月16日配信)

あいち健康プラザEニュース Vol.102(2006年08月16日)

 あいち健康プラザEニュースは、手軽に役立つ健康情報とあいち健康プラザ
の情報を皆さんにお届けするため、月に2回(毎月1日及び16日前後)発行
するメールマガジンです。

Vol.102の内容

☆ 健康づくりと生活習慣病予防こぼれ話52
「『健康長寿あいち宣言』の実現は」
   健康科学総合センター長 富永祐民

☆ 健康一口メモ
  「アマゾン昆虫博」
   健康科学総合センター健康促進部 各務知里

☆ あいち健康プラザのイベント情報

☆ 健康開発館だより 
  「夏はプールで気持ちよく☆」 
   健康科学総合センター健康開発部 運動指導員 定翔子

☆ 情報ライブラリーのおすすめ図書
   健康科学総合センター健康促進部 櫛原照正

☆ 編集後記
   健康科学総合センター健康促進部 櫛原照正

☆ 配信案内

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☆健康づくりと生活習慣病予防こぼれ話52

 「『健康長寿あいち宣言』の実現は」

   健康科学総合センター長 富永祐民

 平成18年3月22日に開催された「あいち健康の森推進会議」で「健康長
寿あいち宣言」が採択されました。あいち健康の森推進会議は、あいち健
康の森を拠点として、産・学・行政の協働のもとで、愛知県民の健康長寿を
実現するための方策を検討しています。「健康長寿あいち宣言」は次の3つ
の基本理念で構成されています。

○子どもからおとしよりまで、全世代にわたる健康実現をめざします。
○こころ通いあい、活かしあう活力ある地域社会を実現します。
○県民の健康づくりを支える産業の育成を支援します。

 基本理念を具体化するために、「健康長寿あいち」では身体面と精神面に
関して次の2つの数値目標を設定しています。
 身体面の目標としては、「5年間で、健康長寿高齢者の割合を全国値より4
ポイント上回る」としています。平成16年度の愛知県の健康長寿者の割合は
83.8%であり、全国平均は81.2%でしたから、2.6%の差を4.0%に拡
大しようとするものです。ここで、「健康長寿者」の定義は、65歳人口から(介
護保険認定者+医療入院者-介護療養型医療施設入所者)を引いた数です。
つまり、65歳以上の高齢者で、介護を要しないで状態で、病気で入院していな
い人ということになります。ここでは高齢者で、病気にかかり医療機関に通院
していても日常生活に支障がなければ「健康長寿者」とみなしています。これ
はかなり割り切った定義ですが、容認しうると思います。

 精神面の数値目標としては、「5年間で、週4日以上外出する人の割合を全
国平均まで上げる」としています。ここで、愛知県の数値を全国平均まで上げ
るとしたのは、愛知県では平成18年1月の調査では51.9%でしたが全国平
均(平成15年の内閣府調べ)では67.4%になっていたからです。
しかし、愛知県の調査と内閣府の調査では方法が異なりますので、厳密な比
較はできません。

 健康日本21あいち計画では数値目標設定項目が90項目以上もありました
が、健康長寿あいち宣言では、身体面と精神面でそれぞれ1項目を選んでいま
すので、目標がわかりやすく、実現するための方策が立てやすくなっています。
「健康長寿あいち宣言」の数値目標を達成し、健康づくりを推進するために、愛
知県では次の8項目の施策を実施する計画を立てています。

1 「あいち健康長寿推進会議」を引き続き開催し、推進方策を検討する。

2 あいち健康プラザを拠点として、若い時期からの健康づくりと適切な保健
事業(県民トータルケア実施調査事業)の実施による生活習慣病予防サービ
スを行う。(筆者注:この項目は特に重要です!)

3 メタボリックシンドローム対策を推進するために、食生活に関する講演会
や運動指導者を対象とした講習会を開催する。

4 県内にあるウオーキングコース(健康の道)とウオーキングの効果をPR
すると共に、ウオーキングに関するシンポジュウム、ウオーキング大会等を開
催する。

5 60歳以上と20歳以上の県民を対象として、アンケート調査を実施して高
齢者の精神面・社会参加面を数値化して把握し、目標設定・効果測定に活用
する。

6 明るく活力ある地域づくりを目指すため高齢者の地域リーダーを養成する
(まちの達人いきいき活用事業)。

7 地域へ健康づくり情報を発信するために、「地域健康長寿シンポジュウム」
を開催する。

8 「心豊かな長寿社会を考える国民の集い」を開催する。

 今後は益々高齢者人口が増加し、高齢者の健康問題が一層重要となります。
高齢者では何らかの病気や異常検査値を持っている人が多いでしょうが、とり
あえず、日常生活に支障が無く、人生を有意義に過ごすことができれば良しと
しなければいけないと思います。そのためには行政や健康管理者のみでなく、
県民一人一人の自覚と努力が必要です。




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☆健康一口メモ

 「アマゾン昆虫博」
 
   健康科学総合センター健康促進部 各務知里

昆虫は、現在地球上で一番種類が多い動物(生き物)で、約4分の3を占め
ています。中でも、子供たちに人気のあるカブトムシは、甲虫目コガネムシ科
の昆虫です。コガネムシ科は約25,000種類いますが、その中で約1,300
種類がカブトムシです。

 カブトムシは、頭を動かしながら角を動かします。頭の動きは、前後にだけ頭
を動かし、左右に動かすことはほとんどありません。あまり器用に頭を動かす
ことができないカブトムシですが、体重の20倍以上の力を出すことができる、
力持ちなのです。

 健康科学館では、8月31日まで「アマゾン昆虫博」を開催しています。世界
最大のヘルクレスオオツノカブトやアマゾンの珍虫や奇虫、美しいチョウの標
本をたくさん展示しています。ぜひこの機会に健康科学館にお越しください。



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☆あいち健康プラザのイベント情報

●今年も、「あいち県民健康祭」を開催します!
9月の健康増進月間にあわせて、あいち健康プラザでは毎年「あいち県民健
康祭」を開催しています。
健康と美の旅人・デューク更家さんのウォーキングストレッチや、タクマ&み
ゆきのマジックショー、加藤みどりさんの講演会、「健康世界一周旅行」など、
「カラダ癒す、ココロ洗う」2日間です。

◇日 程  9月16日(土)、17日(日)
◇入場料  無料(但し、健康科学館内で行われる催し物につきましては、
入場料(大人500円、小中学生200円)が必要になります。)
詳しい内容はこちらをクリック→
http://www.ahv.pref.aichi.jp/hp/page000002600/hpg000002521.htm



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☆健康開発館だより

 「夏はプールで気持ちよく☆」

   健康科学総合センター健康開発部 運動指導員 定翔子

 例年になくジメジメと蒸し暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょう
か?こんな夏にはプールで気持ちよく運動に取り組んでみてはいかがでしょう
か?

 「プール」と聞くと、「水着になるのはちょっと・・・」「顔が濡れるのは嫌!」とい
う声をよく耳にします。プール=泳ぐとは限りません。プールにはウォーキング
コースも設置してあり、水中では、膝や腰等の関節や心臓に対する負担を軽
減させ、安全かつ効果的に運動できます。現在健康開発館B1フィットネスプ
ールでは「アクアエクササイズ教室」「シニア水中運動教室」等開催しています。
「アクアエクササイズ教室」では水中ウォーキングはもちろん、アクアダンスと
いって水中でのエアロビクスダンスをお楽しみいただけます。
「シニア水中運動教室」では、体力に自信のない方でも楽しくウォーキングや
レクリエーションに取り組んでいただけます。両教室とも、顔を水につけること
は一切ありません。どなたでもお気軽に参加していただくことができます。

 「プールに入るのは30年ぶりだわ。」という方もチラホラ・・・。皆さん
笑顔いっぱいで楽しんで運動されています。年齢・性別・体力を問わずに運動
に取り組めるのがプールの良いところです。皆さんもぜひ今年の夏は気持ちよ
くプールで運動してみませんか?


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☆情報ライブラリーのおすすめ図書
 健康科学総合センター健康促進部 櫛原照正 

8月の情報ライブラリーのテーマは、「こころの健康づくり」です。
 前号にひきつづき、「こころ」にまつわる書籍をご紹介したいと思います。


・「メル返(ヘン)待ちの女」  織田隼人(2005/4 主婦の友社)  
 「彼にメールを送ったのに、帰ってこない・・・」
 ひたすらメールを待ってイライラしている方、思い当たる方、いますか?
 女性の側の気質、男性の側の気質の差を踏まえつつの、待つ身と返す身の違
いがよくわかります。
 些細なことでストレスをためたくない方には、いいかもしれません。


・「ほんとうの自分と出合う本」 近藤裕(1997/8 法研)
 「症候群の中に、真の悩みが埋もれている」・・・
 様々な症候群と、それに対する解決方法の例示が、わかりやすく述べられて
います。
 類型化すると、かなりの部分で本書の中の項目に当てはめることはできるの
ではないかと思います。


・「生きるのが楽しくなる15の習慣」 日野原重明(2003/3 講談社)
 90歳を超えて益々精力的な日野原先生も、昔は病気がちだったとか。そん
な先生が人生を楽しみ精力的で元気に過ごせる自慢の「宝物」は、15項目の
「習慣」。
特別難しいわけではないことの日々の積み重ねが、とても大切なことと教え
てくれる気がします。



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☆編集後記
 健康科学総合センター健康促進部 櫛原照正
 
 お盆も終わり、会社によってはまだお休みのところもあるかもしれませんが、
お勤めの大抵の方は、通勤列車の混雑に身を置く日々に復帰された頃ではない
かと思います。
 でも、子どもたちはまだまだ夏休みの真っ最中。
 もし家族サービスがまだのようでしたら、健康宿泊館は8月中は毎日営業して
いますので、夏の思い出づくりにいかがでしょうか。
 


 「あいち健康プラザEニュース」へのご意見・ご要望をお待ちしております。

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☆配信案内

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◇あいち健康プラザ:http://www.ahv.pref.aichi.jp/